クライアントのサーバー移行とphpのバージョンについて、はまったバージョン
案件でさくっとサーバーサイドを実装したい時は、未だにphpが多い。
理由は一つ。
いまだに、古い契約のままレンタルサーバーを借りていて、phpかperlしか対応していないサーバーのままの企業が多いのだ。
特に個人情報を管理するサーバーの案件も少ないので問題ないし、古くて困ることも少ないのだそう。
多少落ちても、問題ないし、現状維持が一番なのだろう。
サーバー切り替えを提案しても、予算と移行費用の見えない部分が邪魔をしているようです
##phpのバージョン
最近、レンタルサーバーは、管理画面でphpのバージョンも切り替えられるところも多いのですが、クライアントによっては、どんなプログラムが動いているかわからないという理由でなかなかバージョンアップをしてくれません。
見た目ほとんどhtmlのサイトでもです。
理由はやはり費用で、もし問題がでた場合、こちらでその費用を持つしかなくなります。
案件で吸収できれば、それもいいのですが、案件自体ギリギリで、切り替えも一度きりだと、特急対応で知らない仕様のプログラムを修正しないといけなくなり、かなりのリスクを伴ってしまうため、おいそれと安請け合いはできません。
それでも、phpの開発で、バージョンが足りていないというときも、よくあります。
ajax関連だと、php5.2では、対応していないものも多いのです。
いまでは、普通に使っている関数もエラーとなってしまい、何も出力されず、白い画面ってことが。
バージョンは、せいぜいphp5.4は欲しいところ。5.3や5.4で追加された関数は、ajaxやjson関連は結構あるようです。
今回、クライアントのphpは、5.2とのことで、はまりました。
文字コードやjsonで、使えない関数があったりと、自前で関数を用意する必要があったりと、かなりはまりました。
なんとかなるけど、大変で、昔のweb開発は、大変だったことを思い出した案件でした。
最近の開発は、はまることも少なくなってきて、開発者にとっては手軽な時代になりましたが、それでもはまったときの 負担は大きく開発者にこしかかることを思い起こされました。
まあ、いまでもはまることは多い私ですが、案件を受ける前に、今でも、サーバーバージョン、phpバージョンの確認は必要ということですね
慣れは、要注意です。